捨てられていたカニの殻で肥料！？

越前がにの街・福井

みなさんご存知でしょうか？カニの殻は肥料にもなるんですよ～！！

越前宝やのある福井県は、越前がにを目的に旅行に訪れる方の多い県です。カニシーズンの始まる１１月から３月までの時期は、飲食店でも旅館やホテルでもカニ料理が出されます。

その時に出るカニの殻は、それこそとんでもない量になります。

福井県内で一番の温泉地、芦原温泉だけでも昨シーズンに集められたカニの殻は約４トンにもなったそうです！

殻だけで４トンって驚きですよね～。

カニの殻で肥料

そのカニの殻をただのゴミとして捨てるのではなく、福井県では肥料として利用する活動があります。

飲食店から出たカニの殻を集めて肥料を作り、福井の美味しいお米や特産の野菜などを作る肥料として使うエコ活動です。カニの殻の肥料は土壌改良に役立つので、良い土になって美味しい作物が育つんだそうです。

この活動に参加して作られた農産物には、カニのイラストが印刷されたシールが貼られているのが目印です。

そのうちの一つであるお米。

こちらは休暇村越前三国さんで販売されているもので、地元の農家さんがカニ肥料を使って作ったお米です。

NHKのテレビ番組などでも紹介されて、県外からのお客さんにも好評だそうですよ！

越前ガニは福井県自慢の美味しいものの一つですが、お米や野菜も美味しいんです!

元々美味しいもの同士ですが、カニの力で美味しくなったご飯で、さらにカニが美味しく感じちゃうという素晴らしい試みですね(^^♪

今日はカニの美味しさだけでなく、食べ終わった後のカニの殻の力も知って欲しくてご紹介しました～。

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福井のカニ・干物専門店 越前宝や