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魚の豆知識:今じゃ日本で一番人気の魚になった「サバ」

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サバの味噌煮、鯖の干物、鯖の缶詰、用途は多数にあって人気のお魚サバ。
サバもスーパーで並ぶ人気のお魚ですよね。
青緑の縞模様が特徴的なので、魚に詳しくない方でも「サバ」だってわかると思います。
実はサバがなんで「日本一人気」なのかわかりますか?今回はサバについてご紹介します。

青緑の縞模様が特徴だけど、サバの由来は「歯」

サバはスズキ目サバ科のお魚で、真サバやごまサバがいます。
特徴は背の部分の「青緑の縞模様」ですね。
漢字で「鯖」と魚に青(靑)と書くのは青い背中が特徴的だからです。
さて、サバですが、なんで「サバ」と言うか知ってますか?
これはサバには小さい歯が多いことから「小(さ)歯(ば)」「狭(さ)歯(ば)」と呼ぶようになり、
サバになったとのことだそうです。

文化的に馴染み深い魚の「鯖」

「サバを読む」は魚のサバが関与している!

年をごまかす時に「サバを読む」って言いますよね。私も体重やウエストサイズで何度か使っちゃってます。。。
でもなんで「サバを読む」なんでしょうか。
実はこんな話が由来らしいですよ。。。


江戸時代・・・

漁師「今日も大漁大漁、青魚(サバ)は鮮度が命。傷まないうちに早く売らないと。」
漁師「1,2,3・・・・このくらいなら、40匹だ。40匹〇〇両」
魚屋の旦那「おっ安い!買った」
(魚屋で)
魚屋の旦那「今日はサバがたくさんあって40匹入荷したんだ。」
魚屋の女将「数えたら30匹しかいないよ。」
魚屋の旦那「あの漁師サバをいい加減に数えたな・・・。」


こんな感じで、実際に数えた数と合わない(少ない)ことから「鯖を読む」と呼ぶようになりました。時代を経て現代では、「都合の良い数字を言う」ことを「鯖を読む」となったのです。

お相撲の決め手の「鯖折り」は「鯖」の鮮度を保つための技が由来

お相撲の決め手の1つ「鯖折り」は「鯖」の保存方法が語源です。
鯖の鮮度を保つために、魚の首を折って、血抜きし、活け締めすることが多かったので、
その様子をなぞらえて「鯖折り」と言う決め手にしたそうです。
相撲の技としては結構危険な技なので、小学校などの大会では「禁じ手」なんだそうですよ。

フランスの「エイプリルフール」は「鯖」が関係?!

日本では馴染み深い「鯖」ですが、海外でも「鯖」は馴染み深いです。
フランスのエイプリルフールを「Poisson d’avril」(4月の魚)といいます。
これは、4月に大漁に鯖が釣れるからが理由なんだそうですよ。

日本でブランドになっている「鯖」

サバは日本全国で取れるのですが、その地で取れる鯖を「〇〇鯖」と呼びブランドになっていることもあります。美味しくて人気の鯖。いくつか紹介しますね♪

大分のブランド、商標登録第一号の「関さば」

大分県のブランド魚ですね。
大分県の「佐賀関沖」で大分県漁業組合の佐賀関支店の漁師が一本釣りで獲ったサバだけにつけられる名前です。
瀬戸内海と太平洋の波のぶつかる豊後水道の荒波で育ったサバは運動量も多く、、身がしまっており、サイズも通常のサバに比べて一回り大きいそう。日本で初めて水産品で商標登録されたブランドサバの第一号ですね。「関さば」と同様に「関あじ」もあります。

南三陸の「幻のサバ」と呼ばれる金華サバ

東北の南三陸のブランドサバで知名度の高いのが「金華サバ」
この地域は餌が豊富なため、サバがほとんど回遊しません。そのため、脂がたくさん乗って美味しくなるんだそう。しかも、この地域でとれるサバ全てを「金華サバ」と呼ばないんです。
定置網か一本釣りなどの漁法で50cm以上の大型、高鮮度で脂が乗っているものだけにしか名乗ることができない、厳選された人気のブランドサバだから「幻のサバ」と呼ばれるのです。

神奈川県の「黄金のサバ」と呼ばれる「松輪サバ」

東京湾港から相模湾にかけてはサバがよく採れます。中でも神奈川県三浦半島の「松輪漁港」で水揚げされる「松輪サバ」が有名です。こちらも大分県の関サバと同様に一本釣りとこだわってます。
腹部が張り出して丸々としており、通常のサバとは見た目が違います。
旬は10~12月ですが、この数が少なく、貴重なことと、通常の鯖に比べ黄色味がかることから「黄金のサバ」と呼ばれています。

福井県と鯖の関係

京都へ通づる鯖街道

ブランド鯖は福井県にはありません。ですが、福井県は鯖と深いつながりがあります。
みなさん福井と京都を通づる「鯖街道」ってご存知ですか?
福井県から魚を京都に輸送(献上)する際に使われた街道ですが、魚の中でもサバの数は多く、
京都の人はサバが好きなことから、鯖の街道で「鯖街道」と呼んだそうです。

越前市のお隣のメガネブランドの「鯖江市」

メガネのフレームの国内生産の96%が鯖江市とメガネの街で有名な鯖江市も「鯖」とのつながりがあるようです。鯖江市のホームページでは、日本神話から鯖の尾のような形した矢から「鯖矢」で
それが転じて「鯖江」になったとのことだそうです。

一番人気だったツナ缶を上回る「鯖缶」

 

 

サバ缶、マグロ抜き初の首位 割安・品ぞろえ多彩 

2018/5/21 11:40

魚介類の缶詰市場でサバの缶詰(サバ缶)が初めて売上高で首位になった。不漁で魚価が上がったカツオで作るツナ缶が値上がりし、割安で品ぞろえも豊富なサバ缶に需要が集まった。骨や皮ごと調理し、魚が含む栄養を手軽にとれることも人気を支えている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3075019021052018MM0000/

先日ニュースで「ツナ缶」の出荷量を「鯖缶」が上回ったというニュースがありました。
ツナになる魚のカツオの不漁も原因ですが、鯖缶も大人気の魚。
トーストの上でチーズと一緒にしても美味しいし、和食でも洋食でも色々な用途に使えて、
便利な鯖缶。そのまま食べても美味しいので、本当に助かるお魚です。

越前宝やと「サバ」

骨まで食べられる焼き魚

骨まで食べられる焼き魚

オススメしたいのは「骨まで食べられるお魚」です。
レンジで骨まで気にせず食べられるという、魚の食べ方の悩みを解消した商品。
料理もレンジでチンするだけなので手間いらず。
味のレパートリーも「塩」「醤油」「燻製」の3種類あります。
簡単に美味しく食べられるので、自宅用、ギフトにもオススメです!

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