フライパンでもグリルでも!一夜干しのおいしい焼き方

ギュッと旨味が凝縮された一夜干し。
ご自宅で焼くときに、焼き過ぎてしまったり、皮や身が調理器具にくっついてボロボロになってしまったりしていませんか?
今回は、一夜干しをおいしく食べるために覚えておきたい焼き方を紹介します。
焼く前の準備や焼くときのちょっとしたコツを取り入れるだけで、ふっくらとしたおいしい一夜干しが食べられるようになりますよ!
目次
解凍し過ぎに注意!焼く前のチェックポイント
越前宝やでは、冷凍保存されている一夜干しを解凍してから焼くようにおすすめしています。
解凍する場合、注意したいのが解凍時間。一夜干しを解凍し過ぎてしまうと、ドリップが出てせっかくの旨味成分が抜けてしまうことも…。
解凍時間は、冷蔵庫に入れる場合で約3〜4時間、常温の場合は約30分〜1時間が目安です。時間を意識して、解凍し過ぎないようにしてください。
ただし一夜干しの大きさや厚みによって異なるので、解凍時間が表記されている場合はそちらに従いましょう。
解凍せずに焼いても大丈夫?
解凍時間がないときには、解凍せずに焼いてもOKです。
ただし、焼き時間を短くしたい場合や厚みのある一夜干しを焼く場合などは、解凍してから焼くようにしてください。
フライパンでもグリルでも!一夜干しをおいしく焼くコツ
グリルでもフライパンでも、一夜干しは調理できます!それぞれの調理法で、おいしく焼くコツを解説しますね。
グリルで一夜干しを焼く場合
まずは魚焼きの定番、グリルで一夜干しを焼く方法をご紹介します。
グリルの下準備
【網に油or酢を塗る】
簡単に焼けるグリルですが、後処理が大変なのが難点ですよね。じつは、網の部分に油、もしくは酢を塗っておくと一夜干しの皮や身がくっつきにくくなり、グリルの掃除がしやすくなります。
【グリルの受け皿に水をいれる】
温度の上昇のしすぎや発火を防ぐため、グリルの受け皿に水を入れておきましょう。(水不要のグリルの場合、入れる必要はありません)
【グリルを温めておく】
一夜干しを入れる前に、グリルを温めておきましょう。5分ほど温めておけばOKです。
少し焦げ目が付く程度が目安
上火の片面グリルの場合、一夜干しの身が上になるように入れて焼きます。
焼き加減はほんの少し焦げ目が付く程度がベスト。焼きすぎると身がパサパサになってしまうので注意してくださいね。
最後に一夜干しをひっくり返して皮側を1分ほど焼くと、皮がパリッと仕上がりますよ!
フライパンで一夜干しを焼く場合
グリルはあまり使わないから片付けが面倒…という方もご安心を。一夜干しは、フライパンでもおいしく焼けます。
さらにフライパンを上手に使えば、臭いを押抑えて一夜干しを焼くことも可能です!
フライパンを使った一夜干しの焼き方を解説します。
フライパンの下準備
【フライパンを温めておく】
一夜干しを置く前に、フライパンをよく温めておきましょう。
【クッキングシートを用意する】
皮や身がフライパンにくっつかないように、クッキングシート、もしくはフライパン用のアルミホイルを用意します。フライパンのサイズに合わせてカットしておきましょう。
焼きすぎ注意!様子を見ながら焼きましょう
温めたフライパンにクッキングシートを敷き、皮を下にして一夜干しを置いて中火で焼きます。
皮に少し焦げ目がついて、身が白く変わってきたぐらいで一夜干しをひっくり返します。ひっくり返すときはフライ返しを利用すると、身がこぼれにくいですよ!
様子を見ながら、身がふっくらして焼き色がつくまで焼いてください。2〜5分程度が目安です。焼きすぎに注意してくださいね。
ひと工夫して嫌な臭いを抑える!
フライパンのフタを利用したり、アルミホイルで包み焼きをしたりすると、臭いを抑えながら一夜干しが焼けます!
詳しくは下記を参考にしてください。
焼き方を覚えて一夜干しをさらにおいしく!
解凍方法やちょっとした焼き方のコツを覚えておくだけで、一夜干しのおいしさを最大限に引き出せます。
ぜひ試してみてくださいね!