カニを捌くのって45分もかかるの!?素人がカニ甲羅盛りを作ったら
当店ではカニの甲羅盛りが人気急上昇中!
甲羅盛りは職人が1杯1杯カニの殻剥きをし、1杯分の身を甲羅に盛ったお品です。
カニの殻剥きに自信がない方はもちろんのこと、お祝いの席でのお食事など、豪華なご馳走を味わいたいけれど手を汚したくない場面などにも喜ばれています。
「カニは美味しいけれど、殻を剥くのが面倒」だと感じていませんか?
さて、今回はズワイガニ1杯分の甲羅盛りを素人が作ったらどうなるか、検証してみました!
素人代表は、福井県出身「カニは年に1~2回せいこがにを食べる」程度のスタッフ溝口です。
カニをほとんど食べない全くの初心者さんよりは少し心得があるでしょうか。
一体、どんなものが仕上がるでしょう?
検証スタート!
目次
素人がカニを捌くと
経過時間がわかりやすくなるよう、開始は時計を12時に合わせました。
手順さえ知っていれば最初は簡単!
まずは甲羅部分と足部分を分けます。足を持ち上げてペキッと。ここは簡単!
フンドシといわれる部分を取って……。
空いた穴に指を入れて甲羅をパカッ。ここも簡単!
ガニと呼ばれるモミの木のような灰色をしている部分。カニにエラで食べられない部位なので、これを取ります。これも簡単。
甲羅を2つに割ります……バキッ! ちょっと硬いですが、女性でも難しくありません。
出てきたカニ味噌を取り出します。おいしそう!
ここまで順調です。なんだ、私できるじゃん!
カニを捌くのは手間がかかる
カニ肩にキッチンバサミを入れて開きます。できるけど、一つ一つ硬い!
やっと開けたので身をホジホジ。
ホジホジ。急に作業の進みがペースダウン。
もう片方のカニ肩にハサミを入れます。先は長い!
またホジホジ。まだカニ肩だけですが、手はベチャベチャです。でも気にしていられません。
ようやくみんなが大好きなカニ足です! すでに25分が経過しようとしています。
お、きれいに引き抜けそう!
……あ。
かに足をするっと引き抜くのは難しく、ほとんどの殻を縦に割ってから身を取り出していました。
最後にして最大の難関、カニ爪です。今回ハサミを使った中で最も殻が硬く、改めて見返してみるとハサミが危なっかしい! うっかりしたらケガをしそうです。
さあ、ようやく完成です! ここまでなんと45分越え!
カニの甲羅盛りなら
一方、カニの甲羅盛りは……
甲羅盛りを食べるまで
パッケージを切る!
取り出す!
皿に乗せる!
25秒!
これなら熱燗が冷めることなく、おつまみにできます♪
見栄えにもプロと素人の差が
比べてみると、見栄えも……。
(でも、素人にしてはなかなか上出来だと私は思うのです!)
今回の『素人がカニを捌いてみた』動画(1分)はこちらをご覧ください。
手間を省いて楽しい時間を!
いかがでしたでしょうか。
カニを食べるときはついつい無口になるといいますが、つまりは45分も無口に!?
カニはハレの日にこそ味わいたい、特別なご馳走です。
みんなが集まる席で楽しむことも多いでしょう。そんな場面で45分も無口になってしまうのは、すこしもったいないですね。
せっかくのお祝いの機会なら、会話までおいしく楽しみたいものです。
職人がさばいてくれた甲羅盛りなら、手を煩わせることなく、特別な時間をもっと盛り上げてくれるはず。
ちょっといいことがあった日の自分へのご褒美にも、ゆったりとくつろぎながらお楽しみいただけるはずです。
「カニは好きだけど、捌くのが面倒くさそうだな」
そんな風に感じられていた方、ぜひカニの甲羅盛りを召し上がってみてはいかがでしょうか。
カニ足だけでなく、カニ味噌までおいしく、のんびりお楽しみいただけますよっ♪